書評 - review -

【要約】水野敬也著『夢をかなえるゾウⅠ』【書評】

水野敬也著『夢をかなえるゾウⅠ』の書評です。

本書は、エンタメ系の自己啓発小説です。
笑えるポイントが多いのですが、少し泣けるストーリーも含まれています。

ドラマを見ているように感情をグラグラ揺らされながら、それに加えて「生きる上で大切なこと」まで学べてしまうお得な一冊です。

『夢をかなえるゾウⅠ』【要約】

主人公であるふつうのサラリーマンのもとに、ゾウの姿をした神様・ガネーシャが登場するところから物語が進みます。

成功したいと願う主人公に、ガネーシャはボケをかましながら、その教えを授けます。
しかし、最初に命令されたお題は「靴をみがく」です。

靴をみがいて成功する?そんなことがあるのか?と主人公は半信半疑になりながらも実行に移します。

ガネーシャは言います。
「成功するためには変わらなくちゃいけない。
「そんなことに意味があるのか?」という発想自体が、自分の考え方にしがみついている証拠。
成功するための方法は、人の言うことを素直に聞いて実行すること。
成功しないための方法は、人の言うことを完全に無視すること。」

 

本書では、以下のような具体的行動の実践が語られます。

・募金をする
・会った人を笑わせる
・トイレ掃除をする
・がんばった自分を褒める
・運が良いと口に出して言う
・身近にいる大切な人を喜ばせる
・サプライズをして喜ばせる

これらの多くは地味な行動です。

しかし、大切なのは一つひとつの行動を習慣レベルで変えていくことです。

 

人に喜ばれるような習慣があるからこそ、ここぞというときにビジネスで成功することができます。
人にウザがられるような習慣ばかりが身についていると、ここぞというときに足を引っ張られます。

良い習慣が身についていなければ、チャンスを知らず知らずのうちに逃してしまう、ということです。

本書では、実際の行動を変えることの重要性が繰り返し語られます。

 

『夢をかなえるゾウⅠ』【書評】

『夢をかなえるゾウ』は、ガネーシャがボケをかましまくるので、あっという間に読み切ってしまうでしょう。
人を喜ばせることの大切さを、ガネーシャがボケによって私たちに教えてくれるのです。

ただ「面白い、嬉しい、心地よい」ことだけではありません。
ガネーシャは厳しい部分についてもきちんと指摘します。

・変わりたい変わりたいと思って、実際には変われない人間が多い
・神社に参拝に行っても、自分のお願いごとをする人間ばかり
・「不幸」が最も人を成長させる

 

弱い部分を指摘されるのはつらいことですが、人生にとっては非常に有益です。

人は成長しないと何も変わらないからです。
同じ失敗をなんども繰り返してしまいます。

例えば、仕事で同じ失敗を繰り返す人に対して、上司が重要な仕事を任せることはありません。
失敗すると恥をかいて辛い経験をしますが、そこで踏ん張って改善する人だけに出世の道が開かれます。

もちろん出世だけが人生ではないでしょう。

成長しなくたって日本では生きていけます。
でも心のどこかに「変わりたい」という気持ちがあるのならば、その心をガネーシャは応援してくれます。

 

『夢をかなえるゾウ』【感想】

『夢をかなえるゾウ』の良いところはストーリーで語られることです。
人生のつらい時に、分厚い自己啓発書を読むのはしんどいでしょう。

本書は笑える物語の中で話が進んでいくので、手軽に読める一冊だと思います。

最後のオチも伏線を回収していて見事です。

人生で悩んでいる人、つらい思いをしている真っ最中の人でも、読むと心が楽になります

実際の過去の偉人たちの実例も説明があるので、そのあたりも大変参考になります。

 

『夢をかなえるゾウ』【まとめ】

本書で大切なことは以下です。

・今の自分が執着しているものを手放してみる
・大切なことを一つ一つ習慣にしていく
ガネーシャのボケで笑う

成功や名誉も大切ですが、まずは笑うこと、楽しく生きることが大切です。
結局のところ、笑って一日一日を大切に生きることが将来の成功にも繋がります。

その中から少しづつ、良い習慣を身につけていきましょう。
ガネーシャは、それを応援してくれます。

 

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