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【読書は必要ない】本を読まなくても生きていけるが世界の事例を考えてみる【フィンランド、ユダヤ】

「本を読みなさい」
おそらく誰しもが人生で一回は耳にする言葉です。

「本を読みなさい」とは言うけれど、本当に読書は必要なのでしょうか

かの偉大なイチロー選手も、インタビューで「ほとんど本を読まない」と発言しています。

 

日本国民の約半数は全く読書をしていません。
(文化庁平成30年度「国語に関する世論調査」月0冊 47.3%)

それでも日本という国は、今日も回り続けていますよね。

 

実際、本を読まなくてもみんな生きています。
だから「読書は必要ない」
これは一つの答えです。

 

本をわざわざ読まなくても、人は生きていけます。

では、なぜ世の中では「本を読みなさい」「本を読みなさい」と繰り返し語られるのか。
その理由を、世界を見渡しながら探っていきます。

 

幸福度ランキング1位のフィンランドは識字率も1位

2016年にフィンランドは、国連から“最も識字率の高い国”に選ばれました。
また同国は、幸福度ランキングで3年連続1位です。

図書館の利用率もかなり高く、人口550万人の国で年間6800万冊が貸し出されており、国民の読書量はとても多いことで有名です。

堀内都喜子著『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』によると、
フィンランド人には以下のような特徴があります。

・職場は平等でオープンな関係性であり、当然のように部下が上司に改善を求める。
・生産性が高く仕事中は効率よく働き、退勤時間になったらすぐに帰宅する。
・終業後は、趣味や家族のために時間を使い、そのための制度や環境もとても整っている。

まさにホワイト企業の手本のような存在です。

 

もちろん、読書をすれば幸福になるとは言い切れません。
現実はもっと複雑で、繊細で、様々な歴史や要素が関係しているでしょう。

しかし事実として、フィンランドは識字率が1位の国であり、幸福度も1位の国です。

ここに読書の必要性が隠されているかもしれません。

世界で優秀な民族はどこか

アインシュタイン、フロイト、ノイマン、ジョージ・ソロス、
ラルフ・ローレン、ハリソン・フォード、ボブ・ディラン、ナタリー・ポートマン。

世界で有名な人物を何人か挙げてみました。
これらの人物の共通点は一つ。それは“ユダヤ人”であることです。

 

有名なユダヤ人を挙げただけです。
当然ですが、優秀で有名な人物はユダヤ人以外にもたくさんいます。

 

しかし、ノーベル賞を受賞している人のうち1/3はユダヤ人です。

さらにユダヤ人という民族は、世界人口の0.02%しかいません。

シンプルにいうと、ユダヤ人は世界の中で恐ろしく優秀な民族と言えるでしょう。

詳しく知りたい場合はアンドリュー・サター著『ユダヤ人の頭のなか』を参照ください。

 

そんな優秀なユダヤ人。彼らは読書をすることでも有名です。

 

鬼のように読書する民族・ユダヤ人

ユダヤ人は読書をすることで有名です。
というより、彼らは自らを「読書の民」と呼びます。

読書を単なる行為で終わらせるのではなく、自分たちのアイデンティティまで昇華させているのがユダヤ人という民族です。

彼らの読書に対する思い入れは、他の民族とは一線を画します。レベルが違いすぎるのです。

 

ユダヤ人は幼い頃からヘブライ語聖書を読みます。
一般に言う旧約聖書のことですね。

幼児が聖書を理解できるのか、と思いますが、素読で読むので解釈は関係なしです。

素読は、私たち日本人も、江戸時代まで当然のように行っていた読書術です。

 

江戸時代の子供は、3歳から15歳くらいまで『大学』『中庸』『論語』『孟子』を素読していました。
朝から先生の元に集まり、みんなで書いてある文字を大きな声で読み上げるだけです。

文章を解釈するのではなく、文章を魂に刻み込むという読書法です。

それをユダヤ人はずっと守っています。

 

結果として、彼らは分厚い本や難しい本を読むのに抵抗感がなく、知的体力に満ち満ちているのです。

その知的体力をもってして、世界最強の民族として実社会に君臨しています。

 

【読書は必要ない】まとめ

この記事では、「世界と読書の関係」を少し紐解きました。

普通に生きていく分に読書は必要ありません。
読書を全くしなくても生きていけることは、今の日本人が証明しています。

 

事実としてあるのは、読書大国のフィンランドが世界一幸福な国であること
世界最強のユダヤ民族は、徹底した読書教育を受けていること、です。

 

本記事は、「読書と幸福」「読書と優秀」の関係を証明する論文ではありません。

読書をしていても不幸は起きるし、読書をしていても人間はバカなことをしてしまいます。

読書は幸福や優秀のカギとなるのではないかと、世界の事例を少しばかりお伝えしただけです。

 

繰り返しになりますが、生きていくのに読書は必要ありません。

ですが、人間が知的好奇心を湧かせたとき、本の世界はそれに答える力を持っています
そこに人類が築き上げてきた「大きな知的遺産」が眠っていることだけは確かです。

 

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『ユダヤ人の頭のなか』アンドリュー・J. サター