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ビジネススキルばかり身につけることの危険性【貢献を引き出すコミュニケーションが最重要】

良い人生を送りたい。
経済的に豊かになりたい。

そんな思いが反映されたかのように、世の書店にはビジネススキルを伸ばすための本が大量に並んでいます。

・ロジカルシンキング
・思考力向上
・意思決定力強化
・タイムマネジメント
・会計財務研修
・企画開発情報編集力
・営業テクニック
・目標達成能力向上

Youtubeでも「色んなスキルを身につけることで豊かになろう」と発信しているチャンネルが人気です。

2019年4月1日から「働き方改革関連法」が順次施行され、フリーランスになるための情報も世の中に溢れていますね。

そういった波に乗って、収入をどんどんと拡大し、経済的に豊かになっていく人がいる一方、
いくらビジネススキルを身につけても、なぜか仕事がうまくいかなくて、劣悪な環境に戻ってしまう人もいます。

中間層の中でも貧富の差が拡がっているのが現実です。

なぜスキルを学習しても、上手くいく人と上手くいかない人がいるのか、その答えは「貢献感」です。

経済的に上手くいく人いかない人

経済的に豊かになるためには、単価の良い作業を効率的に回転させる必要があります。

話をシンプルにしてみましょう。
貧乏な人は、1万円の市場価値がある作業を1日8時間かけて終わらせます。
少しリッチな人は、1万円の市場価値がある作業を2時間で終わらせます。

年間労働日数を240日とした場合、
前者の年収は240万円であり、後者の年収は960万円です。

少しリッチな人が960万円の収入を“あえて”下げて、500万円くらいにセーブしたとします。

そうすると好きな時に休めて、家族との時間を思いっきり大切にすることもできます。

 

経済的に豊かになるために重要なのは、単価の良い作業を合理的に回転させることです。

資本主義社会でうまく生きようと思えば、効率性や合理性を追求する必要があります。

経済的に豊かになる条件は合理化

 

ビジネススキルは合理化のためのスキル

作業を効率化すると、時間当たりの報酬が増えていきます。
もちろん他の要因も関係してきますが、根本的な問題は効率化です。

だからこそ、ビジネススキルでは効率化を主張するものが多いのです。

ビジネススキルを身につけると、作業が効率化されて、時間単価が上昇し、収入が拡大します。
これは一つの方程式です。

 

しかし、現実にはいくらビジネススキルを学習しても、全く豊かにならない人もいます。
豊かにならないどころか、勉強で使った「時間・労力・お金」の分だけ、人生の疲労感が増していることもあります。

人生を幸せに生きたいと思って、一生懸命頑張ったのに、全く何も報われない人。
そういった人も現実にはいるわけです。

ビジネススキルを身につけても全く豊かにならない人。
そんな人たちの共通点は「コミュニケーション能力を磨いていないこと」です。

合理化だけで仕事はうまくいかない

 

仕事がうまくいく人の特徴

単価の良い作業を効率的に回して、経済的に豊かになっていく。
そんな仕事がうまくいく人の特徴は、コミュニケーション能力が身についていることです。

いくら効率化を極めても仕事がうまくいかない人の特徴はシンプルです。
「仕事がない」、もしくは「単価の悪い作業ばかり押し付けられている」ことです。

シンプルにします。
少しリッチな人は、1万円の市場価値がある作業を2時間で終わらせます。
ビジネススキルを極めても貧乏な人は、2500円の市場価値がある作業を2時間で終わらせます。

これが効率化の罠です。
いくらビジネススキルを身につけても、単価の良い仕事自体をもらわなければ、豊かになることはできません。

転職しようがフリーランスになろうが同じです。

 

極論をいえば、スキルの収入は何の関係もありません。
単価の良い仕事をたくさんもらえば、それをスキルのある人に流すだけで、お金はいくらでも稼げます。

単価の仕事を継続的にもらうためには、大前提として相手に心地よさを提供する必要があります。
その心地よさを生むのが、コミュニケーションです。

 

自分との適切なコミュニケーションで、心地よさのオーラを自分から発生させます。
そして他者との適切なコミュニケーションで、自分の心地よさを相手にも移して、心の次元で相手を喜ばせます。

それが自分から相手への貢献感です。

相手が心地よくなり、相手もあなたに貢献したいと思うようになる、つまり単価の良い仕事をあげたくなる、そうすると必然的に収入は拡大します。

これができる人が、仕事ができる人の特徴です。

仕事がうまくいく条件はお互いの貢献感

 

ビジネススキルばかり身につけることの危険性【まとめ】

このコミュニケーションを理解しないと、いくらビジネススキルを身につけても、空回りが延々と続きます。

実はスキルの高い人は、それだけで嫌われやすいのです。
良い道具をもってて、良い技術もあって、高い論理性もある。

言うことは正論だけど、それらを持っていない人からすると「ただのいけ好かない野郎」に過ぎません。

なんでお前のために動かなきゃいけないの?と思われて終わりです。

 

それら「スキルへの非難」が「スキルへの尊敬」「個人への尊敬」に変わるのが、コミュニケーションによる心地よさです。

心地よい空間をつくるからこそ、周りの人が安心して、その人に貢献しようとします。
心地よい空間がないと、ただ非難されて、誰も助けてくれません。

人に助けてもらわないと、個人が豊かになることはできないのです。

根本的に大切なのは、コミュニケーションによって、相互的な貢献感を発生させることです。

2020年はスキルの重要性が叫ばれました。
2021年は「貢献感」が重要視される年になるはずです。

・経済的に豊かになる条件は合理化
・合理化だけで仕事はうまくいかない
・仕事がうまくいく条件はお互いの貢献感